長く自転車で通勤していると、色々なトラブルに巻き込まれそうになります。
多くの場合自転車が多いのですが、中には車が自転車・歩行者を軽視しているために起こるトラブルも多いです。
今回はそんな自転車に乗っていて色々と出くわす、対車の迷惑具合についてランキングで紹介したいと思います。
自動車マナー色々いらいらランキング!!
この自動車マナーランキングは筆者の個人的な感想です。
遭遇率、危険度などを総合的に見て順位をつけています。
番外編などで意外な一例も掲載していますので参考にしてください。
また、自転車編はこちら。
それでは10位からいきたいと思います。
多種多様な絵はいらすと屋さんよりお借りしております。ありがとうございます。
10位 右折しながら交差点で停車
危険度★☆☆☆☆
迷惑度★★☆☆☆
遭遇率★★★★☆
走行している自転車に気がついて停車してくれるのはいいのですが、
大抵が寸前で気がつくのか、すれすれで急ブレーキ停車。
これかなり自転車側からすると寿命が縮みます。
また、自転車が一台通過したから大丈夫。とのトンデモ理論で突っ込んでくる車が、後ろを走っていた二台目の自転車に当たりそうになるケースも多い。
対向車線の車が進路妨害されているためクラクションならされると自分じゃなくても余計にびっくり。
車が来ないので焦って進みたい気持ちはわかるが、安全を確認してほしい。
9位 車の並走
危険度★★★☆☆
迷惑度★★★☆☆
遭遇率★★☆☆☆
車の後ろを自転車で走行中に、同一車線に割り込んで来た上に並走するケース。
自転車だから、と思っているのか、車同士だったら絶対にやらない行為。
どこまで突っ込んでくるかわからない上に、並走なんかしたくないので、かなり嫌。
幅寄せまでしてくる車は少ないが、ずっと中央線を割って走っていることは、対向車にも迷惑。
8位 自転車なんて遅い
危険度★★☆☆☆
迷惑度★★★☆☆
遭遇率★★★☆☆
スポーツタイプの自転車はかなり早いです。30~40km/h程度で走る人も多いのですが、
自転車というだけで追い抜こうとする車が多い。
それ自体は構わないのですが、交差点までに抜ききれなかったり、抜いても急ブレーキを踏む車が多い。
また車長を考えない車線復帰や、対向車が来たからと幅寄せしてくる車も多くかなり危険で図々しい行為。前方の確認とスピードメーターを見てほしい。
7位 自転車も車両
危険度★☆☆☆☆
迷惑度★★★☆☆
遭遇率★★★★☆
自転車を車両と見ない車が結構多い。
交差点で待っていると、真横に停車。絵のようにこちらの車線に優先道路から入ってくる車が入ってこれないのも無視。
大抵の場合、そのまま優先を無視してさっさと行ってしまうが、一歩間違えれば危険な運転。
この状態から左折してくる車もいる。
自分のことしか考えていない。
6位 インぎりぎり
危険度★★★☆☆
迷惑度★★☆☆☆
遭遇率★★☆☆☆
優先道路から入ってくる自動車が、入ってくる車線にいる自転車を確認せずに突っ込んでくる車が多い。
本当に見ていないのか、大丈夫だと思っているのか。
こちらも前方に進んでいるので、内輪差で轢かれそうになることも多々。
右左折した先の安全確認はちゃんとしてほしい。
5位 歩道を塞ぐ
危険度★☆☆☆☆
迷惑度★★★★☆
遭遇率★★★☆☆
お店から出る車両が歩道を完全に塞いでいるというよくあるケース。
大抵の場合、前が少し空いているが、そこを通るのもいきなり発進されそうで怖い。
車が来る方向しか運転手が見ていないケースもあり、まるで歩道は自分が塞いでいるから誰も来ない。と思っているよう。
気がついて下がってくれる運転手もいるがかなり少数。
歩道の手前で安全確認ぐらいしてほしい。
また、車道を走っている場合でも頭だけ出していて、左側を走り続けられない時も非常に怖い。
車道の中央に膨らまざるを得ないのですが、後ろから車が来る可能性もあり危険。
基本的にコンビニから出てくる車は危険。
大抵、車道も歩道を見ずに突っ込む車が多い。
4位 一旦停止無視
迷惑度★★☆☆☆
遭遇率★★★☆☆
見通しの悪い交差点で止まれの表示があるにもかかわらず、安全確認もせずに突っ込む車。
まさかね。と思って止まれじゃないけど停止したら、すれすれを通り過ぎていったことが多い。
減速はするが停止せず、じりじりと前に出て結局自転車、歩行者を停止させる車も多い。
危ないから止まれと書いてあるにも関わらず、安全だと思い込んで突っ込む神経がわからない。
ただ、これは自転車についても同様。いや、自転車の方がタチが悪い。(そちらは自転車編で。)
3位 中央線を超えて追い越し
迷惑度★★★☆☆
遭遇率★★☆☆☆
絵のように自転車、もしくは停車中の車を避ける時に対向車が自転車だから大丈夫と
正面から突っ込んでくる車がいてとても怖い。
避ける相手が自転車なら、それほど中央線をはみ出してこないが、停車中の車や走行中の車を追い抜こうとするケースもある。
気づいているのか気がついていないのかわからないが、対抗する自転車のスピードを見誤っているケースもあり。
追い抜こうとした車が、逆走状態で急ブレーキ停車することも。
追い越しする際は、しっかりと周囲の確認をしてほしい。
2位 スマホ携帯電話のながら運転
危険度★★★★★
迷惑度★★☆☆☆
遭遇率★★★★☆
絵は実際に起った事故のケース。
9位で紹介したように大抵の場合は寸前で止まる(これも怖い)が、
携帯やスマホを操作、通話している人は気が付かずに突っ込んでくる。
そしてぶつかった時に気がつく、もしくは運良くぶつからずにそのまま眼の前をスレスレで通過する場合が多い。
スマホの操作は自分が思っている以上に安全確認が疎かになる。
とにかく危険。3位のコンビニのケースと合わせ技もありで危険性で2位。
1位 ハイビーム
危険度★★☆☆☆
迷惑度★★★★★
遭遇率★★★★☆
車の免許更新の時に頻繁に言われる運転中の基本はハイビーム。との迷言。
この言葉をそのまま受け取っているのか、とにかくハイビームをしてくる自動車が多い。
また、対向車が車じゃなければいい。と細い道でずっとハイビームをしてくる車もいる。
対向車にハイビームされると、自転車は光で前が見えなくなります。
路肩に段差があったり、側溝があったり、畑があっても、道が完全に見えなくなる。
当然車両幅もわからないので、危険極まりない。
ハイビームでの事故件数はほとんど無いかもしれないが、実際にハイビームが原因で事故に合った人は見えてにないだけでかなりの数に登るはず。
また、自転車がいるのに気がついてハイビームで危険を促す運転手もいるが、大抵の場合、車より先に自転車が車の存在に気がついている。スマホ持っていたりおしゃべりしていたりすれば別だが、明るい自動車はかなり目立つ。
自分の目線のみで考えてハイビームで危険を促す行為はやめてもらいたい。
ちなみに、対向車がいる時、歩行者がいる時、車の前や後ろからハイビームすることは減光義務違反という立派な違反行為。
違反点数1点の罰金6000円ではあるが、それが理由で捕まっている車は少ないのでは。
単体で捕まえる手段を何か講じてもらいたいと常々思っている。それぐらい迷惑で多い事例なので堂々の1位。
車は一番ポピュラーな殺人の道具
自分は通勤では自転車に乗っていますが、普段は車で出かけることもあります。
免許取得時から思っていましたが、車はかなり危険な道具です。
運転手が安全な位置にいるためか、その意識が薄いような気がしますが、年間で4000人以上を殺めている道具です。
事件が一件でも起きればニュースにもなる殺人ですが、それが一日10人以上死亡事故を起こしているんですから、そのとんでもない身近な道具をもっと真剣に考えるべきです。
車の事故の未遂に至ってはその100倍では済まないでしょう。
往復で20kmの通勤距離を走っていると、一日一回は自転車ないしは自動車に事故られそうになります。
大抵の場合が車、もしくは自転車が気をつけることで避けられます。
事故を起こしてしまった時の精神的苦痛は、事故を起こす前に考えている以上に辛いです。
やべー、警察に捕まった。
たまたまぶつかってしまった。
自らが違反や事故を起こしているにも関わらず”アンラッキーだったな。”と思っているドライバーが非常に多く、実際に自分が携帯電話で話をしながら巻き込み確認をせずに突っ込まれたケースでも、自分は悪くない、そっちがスピードでていたんじゃないの?
などと言い逃れをする人でした。
また、事故を起こしたにも関わらず、車の中でスマホを慌てていじって、外に出てこない人も見たことがあります。
どちらが悪いとかは関係なしに、救急救命を最初にしなければならないと習っているはずですが。
自転車もそうですが、自らがどれだけ危険な道具に乗っているのかをしっかり考えてほしいものです。
余談:
先程出てきました、スマホで電話しながら巻き込み確認せずに自分に突っ込んできた車。ですが、
こちらに特に怪我が無かったため(通勤途中だったので無事ならさっさと会社に行きたかった)、特に警察を呼ぶつもりはありません。と話をしたところ、
ほっとされたのか。
「お怪我は大丈夫ですか?」、「自転車は。。。」
とこちらを気遣う様子がありました。
多分この人は良い人なんだと思います。
ただ、何を言われるかわからない、どんな請求されるのか。。。
という恐れから、事故にあったら、弱みを見せてはいけない。
みたいな感覚が広まっているのでしょうか。
基本的には自己処理は保険会社とのやり取りになるとは思うで、その辺りは、念書などを書かなければ大丈夫だと思うのですが、なんとも辛い風潮です。
自転車も自動車も、お互いに相手のことを思いやる運転ができると平和でいいですね。
コメント