こんにちは、はっちです。
今回はスプロケットの選定です。スプロケットは色々な種類があり、最初はどれを選んでいいのかわかりませんでした。そんな中、今回は8速11-32Tから8速11-28Tに変更した選び方と、走り心地、また今回交換の目安となったスプロケットの寿命について初心者視点で書いてみたいと思います。
スプロケットの寿命を調べてみる
スプロケットの寿命はギアを均等に使っていたり、チェーンが伸びる前に定期的に交換されているなど、スプロケットをいたわる使い方をしていれば、寿命は延びるようです。。。
が、もちろんそんな使い方をしておらず、チェーンの交換がおおよそ購入から2年後という使い方だったので相当やばいだろうと思ってのスプロケット交換へ乗り出したところでもあります。
そして実際にスプロケットの状態を見てみると。
小さい方から4~6枚目の山の幅が小さくなっていますが、少し拡大して丸をつけてみます。
丸をつけたところを比較してみると、明らかに山の幅が違います。見方によっては3分の1ぐらいかもしれません。歯飛びはあまり起こっていない印象ですが、それは自分のバイクしか乗っていないから比較できないからかもしれません。
恐らく寿命を大きく超えていることと思いますが、これでも走れますので、力加減さえ無理しなければ大丈夫という見方もできるかなと思います。
スプロケットの選定
とするとスプロケットも新しいものにしなければいけないのですが、初心者には何を選べばいいのか分かりません。
元々GIANT ESCAPE RX4に取り付けられていたスプロケットの歯数はSHIMANO HG41 8S 11-32Tでした。
まず、HG41かHG51かなのですが、HG51の方が若干性能が良い(軽い?)そうです。なのでこちらの互換性は気にしなくても良さそう。
変速数 8S
歯の数は重要で、まず8Sというところ。
8Sは8段階切り替えということなのですが、ディレイラー(変速機)がこれに対応していないと使えません。ですので、もともと8速が付いていれば8速のものに変更するのが良さそうです。
今は11速などもありますが、それに変えようとすると、リアディレイラーからハンドルの変速機、もしかしたらフロントディレイラーも交換の必要があるかもしれません。相当交換の難易度は高くなりそうです。
実際に鉄下駄と言われるホイールWH-RS100は8速から11速まで対応していますが、素直に8速にしておきます。
歯数 11Tー32T
次に歯数ですが、小さい方の11Tはトップの歯(一番小さい歯車)数を表しており、ここが小さいほど早く(重く)なります。
通常は11Tか12Tみたいです。
また大きい方32Tですが、一番大きい歯の数を表しており、大きいほど軽く(遅く)なります。坂道が多い方などは大きめが良さそうです。
通常28T~34Tがあるようです。
このトップとローの歯の差が少なければ、変速による速度変化が小さく、細かなスピードの切り替えが可能です。
以上のことを踏まえて、自分の乗り方は、フロントはハイ(一番重い)のに固定、リアは真ん中あたりを多用していたことから、フロントをいたわるためにも、11-32Tから11ー28Tへの変更を選択しました。
フロントを真ん中にして、幅広くリアで調整できれば両方ともに寿命が伸ばせるかもと思ったところです。
ALIVIO(アリビオ)と書いてあるのはマウンテンバイク用と書かれていたりしますが、シマノは8速、9速はマウンテンバイクもロードも区別が無いそうなので普通に取り付けることができます。
この二つの違いはこれぐらいあります。
結構スプロケットの大きさ違いますね。
スペーサは必要?
今回のスプロケット交換の取り付け先である、WH-RS100の付属品は、ホイール、クイックレリーズ、8速、9速用スペーサが入っていました。
どうやら11速に対応したためか、8速、9速は付属の1.85mmスペーサ、10速は1.85mm+1.00mmスペーサが必要なようです。
どうやらスプロケットの総厚みが違うみたいなのでそれぞれスペーサが必要なようです。
(11速、12速)の厚み=(8速、9速)+1.85mm=10速+2.85mm
色々複雑ですね。無くしてしまった方に。
ですので通常は購入の必要は無く付属してスペーサが付いてきますので安心してください。(10速の場合はスプロケ側に付属するのかな。。。)
ディレイラーの調整は必要?
スプロケットを交換しているため、若干チェーンの使い方が変わってきます。
自分の場合なぜかわかりませんがフロント2枚目を使用するとチェーンががりがり干渉するようになってしまいました。フロントの1か3枚目なら調整使用があるのですが、2枚目ってどうすればいいんだろう?
と思って色々見ていたら。
フロントディレイラーのワイヤーが結構緩んでいました。
スプロケットの交換のためか、ただ緩んだだけかはわかりませんが、このワイヤーの張りを強くすることでほぼフロントディレイラーとチェーンの干渉は無くなりました。(少しはありますけどね)
11-32Tから11-28Tに交換した走り心地
11ー32Tから11-28Tへの変更なのでそれほど変わりないかなと思っていたのですが、思っていた以上に変速の段階が緩くなりました。
まず一つ目の目的であった、良く使用していたフロントの3枚目(一番大きい)から2枚目(真ん中)への切り替えは特に問題ありませんでした。
11-32Tの場合、フロントを2枚目にすることでかなり変速時の段階に差を感じていたため3枚目を主に使用していましたが、それでも変速するときの差に大きさを感じていました。
11-28Tにすることで、11-32Tの場合では、一つ上げると重すぎるし、そのままだと軽いし。。。
という変則に迷うことなく、気持ちよく切り替えできています。
また、良く使用していた3枚目から2枚目にしても、変速時の切り替えは気にならないこともあり、主に2枚目を使用しながら走ることができます。
これでフロントのギアを多少ですがいたわることができそうです。
これはいい変化でした。
今変速が少しフィーリングと合わないなと感じる方は、若干変更してみると良さそうです。
それでは^^
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