チェーンを切らずにリアディレイラーを交換(アルタス)

リアディレイラー 交換

こんにちは、はっちです♪

何度も転倒したり、ひっかけられたりすることでボロボロになってしまっているリアディレイラー(アルタス)ですが、切替わり音は大きくとも、ギアは変更してくれているので問題は特になかったのですが、シフトワイヤーを交換する際などで使用するHIとLOの調整ねじがかなりつぶれてきてしまいました。

見た目にもそろそろ交換してみようかなというところで今回のチャレンジです。

アルタスリアディレイラー交換の手順とてこずった場所

まず、構造を確認してみますが、最初にどうすればいのか悩んだ点としまして、

どうやってチェーン外すの?

でした。

チェーンを切ればするっと通すことはできそうですが、ミッシングリングタイプではないので、切るのはちょっと面倒。

でも外れそうな機構はしているんです。きっとできるはずです。

やってみたらできました。

リアディレイラー アルタス シマノ RD-M310

まずは部品の中身を確認です。

7段、8段切替用のブラックにしました。

アルタス

特に他の付属品は入っていませんでした。

Altusではなく、Clarisやsoraなどもいいのかなと思っていましたが、街乗りではアルタスが一番優れているということでしたので、既存取替としました。

リアディレイラー取り外し

ワイヤー 外し

まずはシフトワイヤーを止めているねじを緩め、エンドキャップを外し(外せない場合は切る)リアディレイラーから取り外します。

外す前に、ワイヤーが一番テンションがかからない側(リアはHI、フロントはLO)にしておくと若干外しやすくなります。

そして、ディレイラーハンガー部分のねじを六角レンチで外して本体から取り外します。

ちょっと固いかもしれません。

ですが、まだチェーンからディレイラーは外れていません。

続いて2つの歯車のうち、大きい方を六角レンチで外します。

こちらもちょっと固いです。

外れたら、歯車を挟み込んでいたステー部分をぐっと前後にずらします。

そうすることで、小さい方の歯車に沿っていたチェーンも外すことが出来ます。

リアディレイラーの取り外しができました。

アルタス リアディレイラーの取付

続いて同じ作業を巻き戻しでやるため、新しいディレイラーの大きい方の歯車を取り外します。

取り外す前に、古い方のディレイラーの歯車の構造を見ておきましょう。

中にはベアリングなどの部品もあるため、それらも一緒に外れてしまいます。

取り付ける際に忘れてしまわないようにします。

一応SHIMANOと書いてある側の向きなども注意しました。

そして、同じようにぐっとステー部分を前後に開き、チェーンを通していきます。

ここがちょっと難関。

チェーンを通し終わったら、外していた大きい方の歯車を取り付けますが、中々難しい。

ばらばらになった部品が飛んでいかないように注意です。

無事通し終わったら最後に小さい方の歯車のねじ部分も見ておきましょう、

ステーを前後にずらしたことで、多少ねじが緩んでいるかもしれません。ちょっと締めておきます。

そして、チェーンを通し終わったリアディレイラーをハンガーに取り付けます。

何か意味ありげな枠が取り付け部についていましたが、ハンガーにはまるかというとそうでもなく、元のディレイラーの写真を見てもずれて取り付けられていたので、そのまま枠はずらしたまま取り付けました。

ディレイラーはそのままでは取り付けられなかったので、少しずらしながら取付。チェーンがかかると勝手にテンションがかかるところですね。

これでリアディレイラーの取付は完了です。

続いて調整に入ります。

ここがまた大変。

交換したリアディレイラーの調整

シマノの新品のディレイラーは、一番HIにしても2段目ぐらいに調整されているようです。

ワイヤーを取り付けるまにHIの位置を確認します。

HIの調整ねじを右回しで締めていき、プーリー(歯車)の位置をスプロケのHIの位置に合わせます。

その状態で、軽くひっぱりながらシフトワイヤーを取り付け。

シフトアップ時にちゃんと指定のシフトに移動するようにワイヤー調整ねじでテンションの調整。

このまま上手くいくかと思ったら、LO(スプロケの大きい方)まで行きません。

ワイヤーがこれ以上引っ張れないと言っているようです。

ギアがLOに入らないときの対処法

この状態ではワイヤーを緩めればギアが上がりませんし、どうしたものかと思っていましたが、

リアディレイラーのLO側の調整をしていませんでした。

LOのねじを緩めていくと、ワイヤーが引っ張れるようになりました。

ある程度緩めてギアをLOに入れて、プーリーとが一直線になるように調整。

これで1~8速までのギアが変えられるようになりました。

新品のリアディレイラーの感想

取り付けたのが自分なので、調整は甘いと思いますが、かちっかちっと言いながら変速してくれるようなりました。

前のようにガチン、ガリガリガチン、というような感じでは無く、かなりスムーズです。

前のリアディレイラーは結構痛んでいたみたいですね。

もうかれこれ7年ほど。

走行距離も2万kmを突破しています。

最後までありがとうございました。

色々と変え時かもしれないですね。

まだ残っている部品はフロントディレイラーぐらいですが。

それでは!

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